チョコの11年の生涯です。

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1999年7月4日
「チョコが我が家にやってきた』

 

 チョコは1999年6月3日に福島市渡利の上野商会というブリーダーで生まれました。
 チョコが我が家にやってきたのはちょっとした理由がありました。
 当時小学4年生であった我が家の3男のさとは学校で問題児になっていました。
「友達をいじめたりする。」という話しでした。
 そして、このようにも言われました。
「さとくんは、うさぎをいじめている。」ということでした。
当の本人に聞くと、
「車の下に入ったので、かわいそうなので、ほうきで出してやろうとしただけ」
と言います。私の子供ですので、さとを主張は信じてやろうと当時は思いましたが、
女房との話で「動物を飼えば、もともと優しい性格だから、きっとかわいがって、やさしい子供になってくれるだろう」
という事になり、猫を飼うか?犬を飼うか?との話し合いで、
さとも女房も「犬が良い」という事で、犬を探す事となりました。

 どのような犬が良いかな~、と犬の本を見ていた時。たまたま見た本が「キャバリア」の特集でした。
この犬種どこかで見た事ある!かわいい犬だよな~って思っていました。
その翌日、通勤の途中で見た看板にキャバリアが描かれてあって、「あ
!キャバリアはこれだ!」
と、早速看板に書かれてあった「上野商会」をチェック。問い合わせたところ
「6月3日に4頭生まれています。まだ生まれたばかりなので、7月3日以降だったらお譲りできます。」との事でした。
 それから待つ事、約2週間、7月4日に私とさとで上野商会におじゃましました。

 そこにはかわいい4頭のキャバリアがいました。さとにどれが良いか選びなさい。と言って選んだのがチョコでした。
 理由を聞くと「一番小さくてかわいい、頭のてっぺんに茶色の○があるのがかわいい」ということでした。
 そして、我が家にやってきた時の写真が、上の写真です。



2002年1月4日
「チョコはアイドル、その1』


 チョコが1歳7か月の時の写真です。
 我が家の子供は男3人。チョコは唯一の女の子です。
ですから、皆からかわいがられ、我が家のアイドル的な存在でした。
特に3男のさとの一番の遊び相手にになってくれました。
チョコは私を第一の主人に思ってくれて私の言う事は何でも聞きます。ですから、一番下のさとは
良き遊び相手にもなりますが、バカにされることもあって、何度か手を噛まれてしまう時もありました。
もちろんその時は私から大目玉をくらいますが(*^^)v
 この時のさとは小学五年生でした。チョコを布団に包んで、
「ホットドック」って遊んだ写真です。



2003年2月26日

「チョコはアイドル、その2』


チョコも3歳になりとっても大人になりました。
耳の飾り毛も長くなって
『私かわいいでしょう(*^_^*)』と目で訴えているという風です。

キャバリアのいろいろなものを作ってインターネットで販売している方から、
チョコの名入りのキッチンマットを譲っていただきました。
もちろんもったいなくてテーブルの透明なカバーの下に敷いてテーブルのアクセントにしました。



2004年1月16日

「チョコの一番美しかった頃』



 チョコが一番輝いていたのはこの頃かもしれません。4歳になって体もふくよかで、
毛並みもとてもよかった頃です。ちょっと太り気味が玉にキズ(*^^)v
しぐさの一つ一つかかわいくて撮っても素敵なチョコちゃんです。




2005年6月3日
「チョコの6歳の誕生日に』



チョコの6歳の誕生日の日に撮影しました。
この頃になるとチョコも落ち着いて来ている一方で
キャバリアに多い病気「僧帽弁不全症」を発症するようになりました。
軽度だったので、薬服用はせず、激しい運動は避けるようになり、
散歩はほとんどせず、家の中を自由に歩き回るようにしました。



2007年5月15日
「チョコもおばあちゃんに』



チョコもこの頃になると飾り毛もとても長くなり、
すっかりおばあちゃんのかおになってきました。
眠っていることも結構多くなって、走り回る事はほとんどなくなりました。
夜は毎日私のベットに寝る事が多くなりましたが、
いびきがすごいので、私の足元に寝るように教えました。



2008年3月23日

「チョコは椅子の上がお気に入り』



チョコの一番のおきにいりは、テーブルの椅子の上に座ったり、寝たりする事
座っている時は、テーブルの上に顔を載せています。
年齢と共に顔のシミのような模様は目立たなくなってきました。



2009年6月15日
「天気の良い日に‘まぶしい!’』


この年はチョコがまだまだ元気だったので、1年間でこれ1枚しか写真を撮りませんでした。
「もっと撮れる事はたくさんあったのに」って今では思いますが…。
チョコも10歳になりましたが、この頃はまだまだ生きているものと
思っていました。今、考えるともっとかわいがってやればよかった。
と思ってしまいます。



2010年7月7日

「徐々に体力が低下』


今年になってチョコにガンがあるのが判りました。
喉の所にゴロゴロとビー玉ぐらいの丸い違和感のあるものが
手で触ると判るようになってきました。
お医者さんで聞いた所、「リンパ腫瘍」という診断でした。
治療として、「ステロイド剤」による抗がん治療が始まりました。
この頃からその影響か、食欲は一挙に落ちて行きました。
堅いフードは食べなくなり、缶詰やレトルトのフードに
それも食べなくなると、ささみやマグロの刺身など、チョコの大好きなもので
食事をとるようになっていきました。



2010年9月15日

「何も食べられなかった頃』



チョコは抗がん剤の副作用で、いろいろな障害が出てきました。
頭や耳の前の皮は剝け、出血するようになりました。
その次は喉の所や背中・腹など、いたる所から出血するようになりました。
食欲もどんどん落ちて行って、医者通いして治療と栄養剤投与を毎日受けるようになりました。
食事をしない為、体力はどんどん落ちてゆき、歩く姿も危なっかしくなりました。
女房と話して、あまりにもかわいそうなので、10月初めに「ステロイド投与は止めよう」と決意。
お医者さんは「このまま投与をやめれば、死が速くなり、約2か月の命と宣告を受けました。



2010年11月23日

「最後の写真です。』



亡くなる1日半前に撮った最後の写真です。
抗がん剤を服用しなくなって毛はもとのように生えてきました。
そして、一時は食欲も回復して、とても元気になりました。
しかし、11月20日頃から一挙に元気がなくなってしまいました。
喉のガン細胞も再び大きくなり、一日中寝ているようになりました。
私は23・24日と幸い休みだったので、ずっとチョコと一緒に過ごしました。
そして残念ながらこの写真の38時間45分後チョコはこの世を去ってしまいました。



2010年11月25日5時45分

「11歳5か月22日の生涯』

チョコはこの数日間女房のベットの脇に寝ていましたが、
この晩は特に苦しそうで、女房は一睡もできませんでした。
亡くなる2時間ほど前3時頃、「キャン・キャン」とあまり元気のない泣き声で起こされ、
女房が「チョコがウンチをした」と言うので、チョコの所に行くと
下血をともなったウンチがおしりの所にいっぱい出ていました。
足まで汚れたので、風呂場に連れて行き、下半身だけシャンプーで洗ってあげました。
それからドライヤーで乾かしてあげたので、チョコは気持ちよさそうに寝てくれました。
しかしそれから1時間ほどで、女房の「チョコの目が泳いでいる」
の、言葉で起こされた時は、聴診器で胸の鼓動を確かめましたが、
もう殆ど鼓動は感じられなくなっていました。
その時間は5時45分でした。
翌日の26日にチョコはペット葬祭場で荼毘にふされました。



チョコ!天国でおじいちゃんおばあちゃんと
楽しく遊んでいるかな?

思いっきり走ってね~